自分辞典のことを怪しいと思ったり、その話をして怪しいと言われた経験は、実は私自身は1回もないのですが。
「自分自身は良いと思っているけど、人には知られたくない。」
「人に知られて、勝手に変なイメージを持たれるのが嫌だ」
という声も聞こえてきます。
「なぜ自分辞典が怪しい」と言われるのか?
曖昧な理由で、この自分辞典の恩恵を受けられないのはもったいなさすぎるので、今回はその理由を追求してみたいと思います。
【自分辞典が怪しいと言われる理由その1】内容がよくわからない
自分辞典とは何なのかがよくわからないため、怪しいと思われることもあると思いますので、まず自分辞典とは何かを簡単にご紹介します。
自分辞典とは、ユングの心理学をもとにつくられた、自分自身でも意識できない自分の才能を知るツールです。
いわゆる才能診断の1つなのです。
才能診断に対するイメージ
そこで、まず才能診断に対するイメージを分析してみようと思います。
転職サイトや心理系のサイトを中心に、才能診断を掲載しているところが増えています。
今や、広く一般的に利用されているツールであり、才能診断を怪しいと思う人は少ないのではないでしょうか。
なので、自分辞典を才能診断だと知っていただければ、怪しいとは思われないと思います。
これは自分辞典に限ったことではなく、
・よくわからないから批判する
・よくわからないから見ない、聞かない、体験しない
食わず嫌いで情報を取捨選択しがちであるならば、これからの時代、最新の技術や情報の恩恵を受けられない可能性がありますので、是非ご注意を。
才能診断はどんな時に必要?
「自分辞典は才能診断である」というところまでわかっていただけたと思いますので、才能診断についてもう少し深堀りしてみたいと思います。
才能診断は、主に就職活動や転職活動をする際に使われます。
仕事探しを始めるにあたって、まず最初に取り掛かることが、自分の強みや活かし方などの自己分析です。
「自分のことを知り尽くしている」と自信に溢れている人以外(笑)、必ずこの自己分析からスタートします。
Begin with the End in Mind. ー終わりを思い描くことから始めるー
有名な「7つの習慣」の中の、私が好きな言葉です。
何かを始めるときには、まず「終わり=ゴール」を、しっかり思い描くことが大切と言われています。
しかし、ゴールを思い描くためには、スタート地点、現在地をまずよく知らなければ不可能です。
例えば、初めての場所に行くときに、スマートフォンの地図アプリで目的地を入力しても、スタート地点が入力されていなければナビは始まりませんよね。
同じように、納得いく結果を得たいならば、現在地すなわち自分のことをよく知ることが、仕事探しの最初の第一歩です。
このように、自己を知ることは適職・天職と巡り合うために1番大切なことですが、同時に、最も難しいことだとも思います。
そして、自分自身で自分を知ることは、どうしても限界があります。
他人のことは冷静に分析できても、自分のことは近過ぎてなかなかわからないからです。
そこで、そんな時のヒントになり得るのが、適職診断と言われるものだと思います。
適職診断というツールを使うことによって、自分でもわからなかった自分を発見でき、目の前がパッと開けた気持になるでしょう。
取扱注意!才能診断の危険な使い方
しかし、才能診断と言ってもピンからキリまであるので、何を選択するのかが重要になってきます。
特に、仕事選びの指針となるものだからこそ、しっかりしたツールを選んで欲しいと思います。
環境、つまり「どこで誰と何をして過ごすか」が、人生に絶大な影響を与えます。
OLという働き方であれば、人生の多くの時間を仕事に費やすことになるため、仕事から受ける影響は必然的に大きくなります。
だからこそ、仕事選びの指針となる才能診断は、しっかりしたものを選んで欲しいのです。
才能診断の種類は様々。
複数の質問によって才能を導き出すという論理がしっかりしたものから、生年月日から診断するという根拠があいまいな占いのようなものまで。
溺れる者は藁をもつかむ。
特に不安になっている転職活動中などに、信頼できないものを掴んでしまい、迷走してしまう恐れもあるのでご注意を。
有効な才能診断を見極める2つの基準
不安ばかり煽ってもしょうがないので(笑)、適切な「適職診断の選び方」をお伝えします。
私がおすすめする基準は以下の2つです。
・本質的な才能を知ることができる
・その診断によって、結果が出ている事例がある
理想の才能を診断されたら、ひと時は嬉しいかもしれません。
しかし実際の才能が違うのであれば「才能を自由自在に活かして人生を思い切り楽しむ」というステージに行くことは難しいと思います。
だからこそ、本質的な才能を知ることができるツールが良いのです。
また、どんなに正しい診断ができたとしても、それを活用して結果が出せなければ有効なツールとは言えないと思います。
結果が出ているかどうか、結果が出ているならば、その中に自分の欲しい結果があればGOです。
自分辞典は、意識を超えた無意識の領域を分析し、本質的な才能を見抜きます。
また、自分辞典を取り入れたら
・人間関係の悩みが減った
・他人に対してイライラしなくなった
・結果が出やすくなった
私自身をはじめ私の周りやクライアントさんに、ここに書ききれないほどの結果がどんどん出ています。
自分辞典をそれぞれの人生に活かし、結果を感じ、その喜びも感じているからこそ、全国で100人以上の自分辞典アドバイザーが現に誕生し、その輪は今もなお、どんどん拡大しています。
【自分辞典が怪しいと言われる理由その2】自分に関係ない人の目を気にしている
よくわからないから怪しいという理由以外に、他人からの目を気にし過ぎている場合もあるのではないでしょうか。
「自分自身は良いと思っているけど、人には知られたくない。」
「人に知られて、勝手に変なイメージを持たれるのが嫌だ」
どう思われるかを気にしている相手は、自分自身の人生にとって、どれくらい大事な人なのでしょう。
今後の人生においてずっと付き合っていきたい人であれば、それくらいエネルギー注ぐのもわかります。
しかし限られた時間とエネルギーを、自分の人生にあまり関係ない人に使うのは、本当に自分が望んでることなのでしょうか。
また「嫌われるかもしれない」「変に思われるかもしれない」と、現実に起こっていない未来の不安を感じていたら、現実そうなります。
自分でこの世界はつくっているから。
そのことを忘れないで。
どんな自分でも愛される世界が見たい、その世界で生きたいならば、そうである!と決めるだけでそう現実が変わります。
あなたはどちらを選びますか?
自分の望む世界を一緒に作っていきましょう。
まとめ
とても有効で可能性が大きいツールだとしても「なんか怪しい」というフワッとした理由で、その計り知れない可能性を受け取らない方が出てきてはもったいないと思い、精一杯心を込めて書きました。
自分辞典がなぜ怪しいと言われるのか、そしてそれをくつがえす理由をはっきり自分の中で持っておくことが大切だと思います。
すべての方の才能に輝きを、そして無限に伸びる才能の世界に出会えますように♡