後輩が急に成長した時に思わず焦ってしまったことがありました。
今まで自分がフォローしなければならなかったのに、急に追い抜かれたような・・・。
「もっと仕事のスピードを上げてほしいな」
「指示をしなくても、自分で考えて動いてほしいな」
って、散々思っていたはずなのに。
いざその後輩が、仕事をテキパキこなすようになり、みずから考えて仕事をこなすようになったら、
なんだか寂しいような、自分の居場所を取られたような・・・
複雑な気持ちになってしまいました。
しかしこれは、次のステージへ飛躍する、チャンス到来のサインでもあるのです。
それはなぜか、以下の2つを押さえておくと、その理由がハッキリわかります。
- 自分とまわりは1つであること
- 相手と比べてできない所は、それ以外に自分の役割があるということ[/box]
後輩が成長したということは、それだけ自分も成長したと言えます。
自分とまわりはイコールだからです。
また、今まで自分がやってきた仕事を後輩が担ってくれるようになるということは、
これからは、よりレベルが高く、自分にしかできない仕事に、エネルギーを注力できるということです。
このように捉えられると、目の前にきたチャンスをしっかりつかめるのです。
しかし実は多くの人が、せっかくのチャンスをふいにしてしまっています。
それはなぜかというと「その仕事ができる自分にこそ価値がある」と思い込んでしまっているからです。
だから、自分よりできる人が現れると、まるで自分の価値がなくなってしまったかのように感じてしまいます。
そんな時は、こう自分に言い聞かせてください。
「後輩に負けてもいい。
後輩の方が仕事ができても、私の価値とは何ら関係ない!」
と、高らかに宣言してください。
事実、仕事ができるかできないかは、あなたの本当の価値ではありません。
あなたはあなたであること、それだけで価値がある。
そのことを何度も何度も、自分に言い聞かせてください。
そこさえ自分の中で信じることができたら、今回のようなステージアップのサインを見過ごさず、どんどんあなたの世界をレベルアップしていくことができます。
お互いがそれぞれの才能を、存分に発揮している素晴らしい仲間と、思い切り遊ぶように仕事をする世界が、もうすぐそこに待っていますよ♡